◆体験談③『派遣会社』担当者Y氏とH氏
依頼された人手を手配できないときは自分でいきます!
今度は私の知人Y氏の話をしようと思います。彼は某『派遣会社』の管理担当者をしております。そんな彼から聞いたエピソードをお話したいと思います。
『派遣会社』というのは『派遣社員』を出向させることで利益を得ています。それは契約企業(クライアント)側は良く分かっております。実際、私が契約企業(クライアント)側にいた際も、その点を有効的に使わなくてはと思ったくらいです。
そう言った状況ですので、人材の手配ができない、といった問題が発生するとY氏の立場、管理担当者というのはとても大変な状況に陥ります。他の表現に変えるとスーパーマーケットに行ったら食材が売ってないという状態と同じです。管理担当者というのは、そういった状況に陥った際に実力を問われ、その対応方法の結果、信用を得たり失ったりします。
まず、人手が欲しいので契約企業(クライアント)は『派遣企業』と提携しているわけです。しかも、『派遣企業』側は、そのニーズを手伝う、保障します、といった売り文句で営業を仕掛けていますから、人材の手配ができない、というのは契約違反にも近いわけです。そういった際に、契約企業(クライアント)は「どういうことだ!人材がいないと困る!何とかしろ!」とクレームを付けてきます。近年、求人効果の減少などを人事部にはっきり伝わっていたりするため、昔ほどの激怒に繋がるケースも減ったようではありますが、この業界、人材という商品を扱う以上、こういったトラブルは絶対に起きています。
そんな時、私の知人Y氏はどうするのでしょうか…話を聞いていると「A社への派遣で売り上げを保っているのですが、この前、突然の欠勤を受け、私が自分で行きました」と話をしていました。その場合の賃金というのはどうなのかを聞くと「会社からの支給分に込みです(笑)」と答えていました。この契約企業(クライアント)との間での契約が月額提携のようで穴を空けることが許されないとの事でした。このように、管理担当者という職業はただ『派遣社員』のアフターフォローや、契約企業(クライアント)への売り込み等だけではなく、実際、管理担当者自身が現場に出向しフォローをしたりするケースも多いようです。
こういった話を聞いていた私は、自分が『派遣社員』として勤務する際に管理担当者にはできるだけ迷惑をかけたくないという気持ちを持っていました。それが相手に伝わったのか、その担当者の方はとても良くフォローしてくれましたし、退職の際には気持ちよく退職できるように段取りを組んでくれました。
Y氏のケースもそうですが、私の所属した『派遣企業』の管理担当者H氏もいろいろな話を聞かせてくれました。
H氏の場合は、現場に出るより『派遣社員』の育成、フォローするのがメインだったようで、電話がしきりになっていました。また、エリアも広範囲を受け持っていたようで一件、一件への細かいフォローに追われているようでした。
私が勤務先で怪我をした際に、軽傷だったので労災にするつもりはなかったのですが病院で事情を説明する際に労災扱いになってしまい、保険が利かなくなり金額が大きくなってしまったため、相談したところ、迅速に処理してくれました。
そういったアフターフォロー面で丁寧で迅速な担当者が付いてくれると『派遣ライフ』は確実に楽しい方向に繋がります。この体験談を載せた理由は、管理担当者を契約企業(クライアント)側の人間としてみるのではなく、『派遣社員』のお手伝いとして考える参考になればと思いました。また、管理担当者自身も大変な思いをしている、という紹介になれば、貴方も管理担当者を思いやってあげることができ、それに答えるように管理担当者も親切に貴方のフォローをしてくれるのではないかと思います。
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