芸能界マスコミ系人材派遣

◆もしかしたら貴方もスター!?芸能界系

 『人材派遣』もさまざまな業界へアクセスが可能になってきました。しかし、昔から『人材派遣』のようなことを行っている業界…それはこの業界でしょう。皆さん、多かれ少なかれ憧れを抱く、そう「芸能界」です。最近では、派遣法などの改正やメディアやITの発達から、この業界へのアクセスも気軽にできる時代になりました。実際、私自身もドラマに映画、CMに出演しました(笑)間近で俳優などを見れる、という利点もこの『人事派遣』ならではだと思います。私の場合は、俳優になりたい、という夢もありますのでとてもこの『人材派遣』は勉強になりますし、夢が近づいている感じを受け、努力を続ける良い刺激になっております。また、TVやスクリーンに自分が出演することで思い出にもなりますし、ドラマなどを見る視点が変わります。いろいろな面で私はこの『人材派遣』は重宝しております。

 さて、ひとえに「芸能界」といってもジャンルもいろいろです。そもそも芸能人という職業自体が『人材派遣』であり、プロダクション=『派遣会社』、タレント=『派遣社員』と言っても過言ではありません。ただ、「芸能界」と『人材派遣』の違いというのは、「芸能界」はその個人そのものが売り物であり、見せ物ですが、『人材派遣』はその個人の持つ能力や労力を売り物にしているという違いです。そういった面も踏まえて業界内での『人材派遣』状況をご紹介いたします。

 まず、俳優やモデル、声優といったその個人自体を見せたり、演技をしたりするパターンがあります。これは一般的に売れていない、有名でないプロダクションに所属などの場合は「エキストラ」と呼ばれ、スタッフロールに名前も出ない状態で雇用されます。しかし、現場を踏んでいる内にディレクターや監督に気に入られたり、演技を見せる場面に遭遇したりすると、大きく羽ばたける可能性を秘めています。

 続いて、観客としての「エキストラ」というのがあります。例えば、映画の試写会などで普通に募集をかけても人数が集まらない場合などにこういった仕事が来ます。この場合は、ギャラをもらえて映画がタダで見れる、という利点がありますし、PRなどで実際の俳優を生で見れたりします。

 こういった、出演者側の『人材派遣』ばかりでなく、貴方にスキルがあれば裏方にも挑戦することができます。

 音響や照明、カメラやメイク、衣装なども随時募集している場合があります。また、ロケ地によっては現場周辺に在住するスキル保有者、企業を募るケースも多いです。

 この業界は、皆さんは入ること自体が困難だと諦めているケースが多いですが、最初から大きく売れることを狙わなければ、「芸能人」として活動することも簡単です。この業界の難しいのは「続けること」と「大きく稼ぐ」または「ビッグになる」事でしょう。贅沢を言わなければ、演技をして賃金を貰う、ということ自体は難しくはありませんので、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。

 なお、この業界独自のシステムで、所属する際に「先行費用」がかかるケースが多いです。写真撮影代や登録料といった形での費用が必要になります。また、演技指導などの授業を受ける場合はさらに費用がかかります。そういった面も踏まえて、本当にその業界にチャレンジする必要性があるか、また、チャレンジしたいのかという点を良く考えてから挑戦しましょう。

フード系人材派遣

◆味やテクニックが重要なフード系

 『人材派遣』の中でももっとも賃金が安いのではないかと思われるのがこのカテゴリーです。しかし、料理の楽しさや顧客に喜ばれる瞬間の感動は大きい職種でもあるので賃金の低さを入れても人気のあるカテゴリーです。

 これもスキル別で賃金の格差が出る部分はありますが、これのスキルというのは基本的に「資格」の有無となってしまうでしょう。料理屋なら「調理師」、洋菓子屋などでは「パティシエ」といった、それなりに時間と費用を費やした結果に伴う格差となります。もちろん、同じ業務に長い間携わったという経験を持っているのでしたら、それは評価され、賃金に反映されますが、基本が低い業界ではあります。

 また、フロアスタッフなどの派遣の場合は、「サービス」系の中に分類されることが多いため、フロアの場合は専門分野に特化した『派遣会社』で、経験とスキルを伴えば良い賃金を貰うこともできると思います。

 さて、この仕事で身に付くスキルですが、基本的には調理スキルが向上します。また、入れ替わりも激しい業界のため、店長といったマネージメントスキルを学ぶ場面に遭遇するチャンスが多いのも特徴です。あまり『派遣社員』で請け負っている方は見かけませんが、業務委託という形ではオーナーと運営者が違うというのは良くあることです。フランチャイズと業務委託というのは、同じように見えるのですが、内容はまったく違います。接客の場面では「サービス」系同様、サービススキルが身につきます。もちろん、技術面やオリジナル料理が話題になれば、『派遣社員』であろうと業務委託であろうと人気が出るのは間違いありません。個人の技術力が謙虚に顧客に伝わる業界でもあります。

 チェーン店への勤務の場合は、調理もほとんど済んでいる加工品を仕上げるだけですのでどんな方でもできますし、レジや受注管理のシステムも充実しています。ですから、手を抜かずに調理するという気持ちと、笑顔、そして顧客をもてなすという姿勢があれば、今すぐでも始められる一番手ごろな職業かもしれません。

 ただ、その場で調理している分、クレームに対する対応が複雑で、ちょっとした対応ミスが店内全部の顧客に迷惑をかけるような事態を起こしたり、食中毒などを起こしてしまえば目も当てられない状況になってしまいます。

 一つ一つを丁寧にこなせる、また、誠実に行えるという自覚があり、さらに料理が好きという方にはオススメです。

 また、将来的に「自分の店を持ちたい」といった夢の実現が早いのもこの業界の特徴です。『派遣社員』としていろいろな飲食店を見ておくのも良い勉強になるかと思います。

 この業界は入れ替わりが激しく、数ヶ月でベテラン扱いを受けることが多い業界です。さらに『社員』の入れ替わりも激しいため、チャンスがたくさんあると思います。また、「サービス」系同様、勤務時間内の顧客の入り状況によってはゆっくりできたり談話ができるというメリットもありますし、賄いと呼ばれる食事支給もとりわけ行われています。半額程度の割引のケースや10%というところもありますが、食事代を浮かせられるという面も大きなメリットとなると思います。

 飲食店での勤務者は比較的明るく陽気に振舞う方が多いようですので、そういった性格の方は気の合う仲間に出会える可能性が高いと思います。しかし、自分の作りたいものが作れる、それによって店舗の業績が上がるという状況を作るには、いろいろ見た方が良いでしょう。

デスクワーク系人材派遣

◆正確な処理能力とパソコンスキルが身に付くデスクワーク系

 このカテゴリーの『人材派遣』は、「エンジニア」の次に多いのではないでしょうか。配属先のデータ入力業務やお茶だし、電話対応に清掃などの雑務などを任されるパターンと、経理やソフト開発、サイト更新などもあります。

 このカテゴリーの利点は、体をあまり使わないで済むことです。椅子に座って作業することがメインですし、休憩なども決まった時間に取れるというのも特徴です。さらに、土日休暇が取れる可能性も高いです。その分、賃金が低めです。女性主体の雇用傾向が強く、定時終了できる傾向も強いです。

 このカテゴリーに必要なスキルとしては、昔は「字が上手い」などもあったようですが今は「パソコンを使える」というのが最低条件になりつつあります。使えるというレベルも企業によっては専門的な使用方法から簡易な使用方法まで多種多様存在します。ただ、作業の一環としてパソコンを使う職場に入ると自然と身に付くものですので、それほど重要視はされていません。

 また、この職場は電話などでは多くの人と関わりますし、来客へのお茶だしなどはそれなりに失礼のないマナーを持っていなければなりません。イレギュラーに訪れる来訪者や電話に対応する以外は、基本的に狭い人間関係です。ただ、「エンジニア」と違い、話せる時間が多いため、対人トラブルが多いのはこのカテゴリーかもしれません。「サービス」系のスキルと「エンジニア」系のスキルを双方必要とし、さらに「正確さ」と「迅速さ」を求められる仕事でしょう。

 仕事としては、顧客のデータ管理やアンケート入力、受発注電話対応やFAX、メール対応、営業マンとのやり取りやお茶だし…一つ一つは大した作業ではありませんが、単発的にやってくる不定期な業務をこなす器用さが必要です。また、顧客への対応では言葉遣いやマナーも必要となります。入力業務に関しては伝票から案内状までさまざまなものが状況に応じて依頼されます。それに対応したものを正確にこなさなければなります。経理ともなると、支払や入金状況の把握や入出金管理、経費計上や帳簿など専門的な知識が必要になります。さらにソフト開発やサイト更新などはパソコンスキルが大変重要となります。

 残業も作業が終わらない場合は、発生します。基本的には終わるような業務状況にあるのですが、トラブルなどによって終わらない場合は、ストレスを他のカテゴリーより抱える傾向があります。

 対人関係に苦手意識のある人や、精神的に弱い人はあまり向かない職種かもしれません。ただ、主婦の方や子供を育ててらっしゃる方は、保育園や学校の終了時間に合わせて終了できる可能性も高く、『紹介派遣』を受けて『社員』になっても継続できる仕事ではないかと思います。

 賃金は低い傾向がありますが、作業内容は肉体的負担も少なく、勤務時間もほぼ定時で終了しますので、働きやすいカテゴリーではあると思います。

 ただ、経理やソフト開発、サイト更新などの専門スキルが必要な分野に関しては給料も若干高めに設定されており、かつ労働時間も完全に自分の能力及び作業効率次第になってきますので、「デスクワーク」系でも担当する部署によってはまったく条件も変わります。

 体力に自信のない方で、パソコンに自信のない方でもデスクワークは務めようと努力すれば勤まります。「パソコン苦手」という苦手意識をなくし、挑戦してみよう、という意欲を見せていけば必ず評価されます。

サービス系の人材派遣

◆笑顔とまごころが鍵のサービス系

 このカテゴリーは、顧客との対話や出会いの多い業界となります。また、会話や人当たりといった面もとても重要になる業界です。サービス系といってもいろいろなサービスが今日には存在しますし、その職種、企業によって方針もさまざまです。賃金面は高いと低いに分かれているのが特徴です。

 業種によっては時給2,000円や3,000円というのもありますし、逆に850円というのもあります。サービス系は、どんなサービスを提供している企業に対して就任するのかという面が重要になります。

 例えば、アパレルなどのショップ店員などは賃金が安い傾向があります。しかし、その分野、「販売員」という分野に特化し、育成、指導をしっかり行っている『派遣会社』に勤務すると高い時給をいただけます。

 安定して高めの賃金設定なのは「パチンコ業界」や「ゲームセンター」などのアミューズメント施設への派遣です。こちらは良いところでは「エンジニア」クラス、悪いところでは「販売員」クラスという差も大きいですが比較的高めの設定をしまいます。

 意外にサービス業というのは、利益が低いもので高い賃金を出せないため、『派遣会社』への依頼件数が少ないこともあります。

 この業界では、まず、顧客である一般のエンドユーザーへの接客能力が問われるでしょう。そのため、人との対話に対して苦手意識のある方や人前に出ることに抵抗のある方にはオススメできません。また、賃金の高いサービス業は、意外に重量のある作業が多かったりします。ですから、賃金の高いところを志望する際には、自分の体力等も考えながら先方に作業内容を確認しましょう。

 水商売と呼ばれる夜の仕事もこのカテゴリーに入ります。この仕事は、賃金もすごく良いので魅力的ではありますが、やはりサービス業ですので、エンドユーザーへの気配りや笑顔が重要となります。しかし、酒に飲まれた顧客を相手にする分、理屈が通らない部分がありますので、その辺も加味してご検討ください。

 警備員や交通整備員もこのカテゴリーに入ります。こちらはそれなりに身体的なリスクを負うため、賃金は高めに設定されているケースが多いです。

 スーパーなどのレジや品出しなどもこのカテゴリーに含まれます。レジや品出しといった業務は賃金も安めに設定されていますが、勤務時間が短かったり、『長期』での勤務が可能だったりします。主婦や育児に追われるお母さんでも働きやすい状況が多いのも特徴です。

 このカテゴリーで働く際に、魅力といえば、毎日変化がある…また、就業時間中に顧客の出入り次第で楽な時間帯が存在し、周りのスタッフとの会話もハズむという点が利点でしょう。その反面、ちょっと油断するとだらけてしまう可能性も高いため、自己管理能力や気持ちの切り替えが上手な人は向いているでしょう。

 『短期』があるのもこのカテゴリーが多いでしょう。オープニングスタッフ募集やイベント開催のためスタッフ募集などがそれに当たります。

 立ち仕事が多いですが、インターバルのように業務に波が来ます。忙しい時間帯を終えたときは、仕事をした、という充実感も感じられるでしょう。

 興味のあるものや好きなもののサービス提供に携われれば、とても有意義に仕事をすることができるでしょう。そういった面も踏まえて、できるだけしっかり『派遣会社』の持つ契約企業(クライアント)を確認し、業務内容を踏まえた上で挑戦すると良いでしょう。

エンジニア系人材派遣

◆経験や技術が物言うエンジニア系

 『人材派遣』でもっとも多いのではないかと思われるのがこの「エンジニア」系でしょう。多い理由には「スキルが必要」だったり、「仕事がハードで入れ替わりが激しい」などさまざまな理由もありますが、「エンジニア」系の募集は求人の中でも目立ちます。

 「エンジニア」と一言で言うと「スキルが必要」というイメージがありますが、基本的には就業後にスキル習得というケースも多いもので、初心者、未経験者が活躍するチャンスの多いカテゴリーだと思います。工場勤務などはこの「エンジニア」系に入るものと考えてください。

 このカテゴリーは、必ず「機械」を操作する場面が発生します。それはロボットだったり、自動機だったり、フォークリフトだったり、クレーンだったり、パソコンだったり…操作する機械は就業した先によっては違うと思いますが、必ず機械操作をすることになると思います。

 また、重量のある作業がある場合も多いです。現場での作業の場合は特に多いかもしれません。力に自信のない方や、足腰に不安のある方は予め、作業内容を良く確認しておくことが大切です。

 勤務時間に関しても、フレックスタイムや2交代、3交代といった体制を取っているケースも多いでしょう。体を慣らすまでは大変な苦労をするかもしれません。

 さらに金属に触れる機会や騒音、油など身体的に負担がかかる場合も多いと思います。アレルギー体質の方は、注意が必要です。

 「スキルを持っている」場合、開発などに携わるケースなら、こういった現場的な仕事からは遠ざかり、肉体的な負担は軽いですが、今度は目やストレスに悩まされるかもしれません。

 そういったリスクの高い分、賃金面では高待遇なケースが多いのもこのカテゴリーの特徴です。

 就業する際には健康管理面で会社からのアフターフォローがとても良い傾向が強いですので、稼ぎたい方にはオススメいたします。

 さて、環境的な説明をいたしましたが、仕事に対しての説明をいたします。

 このカテゴリーは他のカテゴリーに比べて、とても「経験」や「技術」というものが顕著に現れます。ですから、業界に入って間もない方と数十年という方ではスキルに物凄い差が現れます。さらに年数だけでなく、スキルを磨いてきたかどうかという点もとても大きな影響が顕著に出ます。そういった面では長い時間をかけて、コツコツと積み上げていくような生活の方に向いているでしょう。また、コミュニケーション面でも他の業界に比べて対話や関わりが少なく、個人、そして班程度の規模での親密なコミュニケーション程度で済むのも大きな特徴です。ですから、純粋に収入だけを求めて、体力に自信がある場合はこのカテゴリーの『人材派遣』を選択すると良いでしょう。さらに拘束時間も比較的長めな場合が多いので、余分な出費を抑えたい場合にも向いています。

 このカテゴリーの『人材派遣』は大手への派遣も多く、努力と根気次第では出世も夢ではありません。また、『社員』や『派遣社員』の離職率も高いため、『紹介派遣』に繋がる可能性が高く、年功序列の仕組みが多いので、継続していればいるほど、収入は増えるケースが多いでしょう。また、退職金や保険制度などの制度面も『派遣会社』から充実したバックアップを受けられると思います。

 これらを踏まえて、体に自信がある方、このカテゴリーのスキルを持つ方は、自分に合う会社選びの一環として『派遣会社』に所属し『派遣社員』として勤務してみるのも良いでしょう。

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